指導者として大切なこと
<部員との人間関係>
ざっくばらんに本音で話せるような信頼関係がとても大切でした。技術面では、私の上を行く部員もいます。制作を進める上での話し合いは対等な関係です・・・・というか、私が教えをあおぐこともしばしばです。なんといっても部員の力がなければCD−ROMはできません。感謝の気持ちを忘れてはいけないと思っています。
<人と違うことを宝と考える>
「人と違うこと」「他の人がもたない専門性」はCD−ROM作りでは、ものすごく大きな力になります。一人の力ではたいしたことはできなくても、「異分野の専門性」が組合わさるとすごいものが出来上がっていきます。アニメーション作りの達人、ジャケットデザインの達人、MIDI作曲の達人、ホームページ作りの達人、ハードウェアの達人、カメラ操作の達人、ビデオ編集の達人、プログラミングの達人、他の部員をまとめていくリーダーなどの力が組合わさって、想像以上にすごいマルチメディア作品が出来上がったと思っています。
<新分野に挑戦する気概>
やることなすこと新しいこと、それに立ち向かっていくチャレンジ精神が大切です。付け加えると、新しい実践をまわりのみなさんにわかっていただく、広報的な力やプレゼンテーション能力も必要だと思いました。
<過去の成功を捨てていく勇気>
コンピュータの世界では、技術の進展が速く、前年度までと同じことをやっていてもそれがベストの方法とは限りません。制作の側もマンネリを防ぐために過去の前例を捨てていく勇気が必要であると感じました。ひょっとして卒業アルバムCD−ROMの存在自体、見直しの時期にきているのかもしれません。この考えについては、ドラッガー氏の著作から影響を受けました。
<優れた才能を認める>
コンピュータを使っていく上で才能をきらきら光らせる子は必ずいます。教師という仕事は忙しいのですがこれを見つける心のゆとりをもつ努力・工夫が必要です。その才能を認めてあげることで、結果としてぐんと成長した部員が少なからずいました。