他界してしまった弟が、私の作品集から選んでくれた。(弟は、この他にも作品「伸びゆく」も選んでくれた。) この作品は、私から見ると地味な作品で、選外になるはずのものだった。しかし、その中にはシンプルな良さがある。 弟は派手ではないが、シンプルで温かい生き方をした。物中心の世の中で、物に振り回されそうになったら、自戒の意味でシンプルな弟の生き方を思い出したい。