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2002年7月24日(水)現地時間

朝のテレビニュースで、昨日の犯人は逮捕されたらしい。めでたしめでたし。ホノルルの高速道路の渋滞具合や、ワイキキビーチの朝の様子を写していた。

午前中はわけありで 楽しみにしていた、太平洋津波博物館に行くことができなかった。Hiloは、津波の被害を受けた町なのである。

セントラル・パシフィック銀行ヒロ支店に行く。窓口の方はとてもフレンドリーで親身になってくださった。

午後からマウナケア山頂を目指す。雨の熱帯林のサドルロードを進む。 道は快適だが、ガソリンスタンドや人家は一つもないので、事故をおこさないように慎重に運転する。地元の車が結構走っていた。

次第に乾燥した灌木帯になる。サドルロードを右折。
オニズカビジターセンターへ。 ここは、標高2800m。高度に体を慣らすためにここで1時間ぶらぶらする。ココアを飲む。寄付料金1$。パーカー、手袋を買う。ズボンも短パンから長ズボンに変える。

注! これからマウナケアに行くみなさんは、以下のことを十分に頭に入れてください。ビジターセンターから上に行くと・・・・・

紫外線が強くなる。
→日焼け止め、サングラス

空気が薄くなる(酸素量は60% )。気圧が下がる。
→24時間以内にダイビングした人は行かない。循環器・呼吸器障害のある人、妊婦、16歳未満の子供は行かない。
長時間高所にいない。激しい運動をしない。現地で眠らない。
高度が上がるごとに少しずつミネラルウォーターを飲む。炭酸飲料は飲まない(体内でガスが膨張する)。

店が無くなる
→ガソリンの量を確認。食料に注意。ビジターセンターである程度買える。

寒くなる(計算上、ビーチより25℃下がる。風も強く体感温度はさらに下がる。)
→防寒具を準備する。これもビジターセンターである程度買える。

道が未舗装になり、急勾配になる。
→4WD車でないと行ってはいけません。特に下りでスピードの出し過ぎに注意。重い4WD車は、なかなか止まらない。ブレーキパッドが過熱しないようにエンジンブレーキを使う。霧が出たら路肩や対向車に細心の注意を払う。


・・・・・・このように下界に比べて危険度が増すので、中途半端な気持ちで行くのはやめましょう。また、夜間は天体観測の邪魔になるので、自動車のライトをつけることは禁じられています。

 

未舗装道は、幅が広いので何とか運転することができる。

雲が切れてきて、隣の山、マウナロアが全貌を現す。玄武岩質の典型的な盾状火山。マウナロアとは、現地の言葉で長い山というそうだ。なだらかな山の斜面だ。されど 標高4169mの巨大な山だ。容積は、何と富士山の100倍もあるそうだ。海底の基部も考えると、地球最大の火山である。

森林限界を超え、未舗装道が終わる。

望遠鏡をもつ天文台ドーム群が見え始める。 ここは、世界屈指の天体観測地なのだ。大気が安定し、晴天率が高く、光害も皆無。何よりも、大気の層の邪魔が少ないのだろう。

すばる望遠鏡の横を通る。すばる望遠鏡は、直径は8.2mの主鏡を持ち、鏡のたわみをコンピュータ制御で解消してしまう世界最高レベルの望遠鏡。見学はできない。ホームページにある天体写真は素晴らしい。

次にケック天文台の横を通る。これは、直径10mの世界最大の主鏡をもっているそうだ。



 

マウナケア山頂付近の画像、でこぼこ見えるが、これは噴石丘(スコリア)があちらことらにあるため。自身の噴出物が遠くに飛ぶ力がなく、近くにのみ降り積もるとスコリアになる。

作成ソフトウェアは3DEM。とても細かいところまでわかる。データ入手は、USGSのサイトから。

山頂付近で車を降りる。寒い。標高4200m。温度計では8℃。風が強い。

大気圧実験。(ビデオ、ハワイ島実験室のページへ

気圧が低いので吸盤が小指でもすぐはがれる。炭酸ジュースを容器ごと振る。ふたを開けるとものすごい噴出になった。下界に持っていく風船 (アンパンマン型風船)を膨らまし、外周をメジャーで測定する。
 

 

マウナケアでは、冬に雪が降るんですよー。横に平たい盾状火山ですが富士山より高いんですよー。画像をクリックすると、山頂付近の天文台がわかります。(ヒロ在住の能丸さん から写真をいただきました。)

「世界で唯一、午前中にスキーをし、午後にサーフィンができる島」というのが
ハワイ島の人の自慢です。・・・・・とお聞きしました。

太陽の動きを予測し、今日の撮影ポイントを決める。雲海に沈む太陽が素晴らしい。

マウナケアの山頂ライブカメラ(気温もわかる)

いつの間にか観光客が増えている。ツアー会社、太公望さんの赤いミニバンも来ている。この会社は評判がよい。
素晴らしい夕景を見た後、慎重に運転してビジターセンターまで降りる。ここで天文観測会があるそうで、降るような星空を見ることができるそうだが、月齢が悪く今回は断念する。またいつか来ることがあるのだろうか。

車で一気にヒロまで下る。

ヒロのダウンタウンの 夜景を楽しむ。

この日は、宿の予約が取れなかった。興味をもっていたArnott's Lodgeの場所を確かめてくる。ここは、若者の旅行にはなかなかいいところだと思う。チェックインできない時間になっていた。

昨日泊まったDolphin Bay Hotelの横の路上で車中泊。ここは、治安が良さそうだ。オニヅカ・ビジターセンターで買ったパーカーが寝袋代わりになり役だった。

 

 

 

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